肉食って何なの? Friend not food(友達だよ。食べ物じゃないよ。)

バビグリンというバリの名物料理があります。豚を丸焼きにしたこの料理はパリパリの皮とバリのお米と、バリのサンバルソースの絶妙なマリアージュがたまらなく、今想像しただけでも、お腹がぐぅ~っとなり、涎がじわっと口に出てきて、全身が総動員で脳に「食べたい」指令を出してきます。バビグリンは一度食べると、それくらい癖になる、というか雰囲気含めていい思いでになるのですが、今日はここを出発点に「肉食」について考えてみたいと思います。

バビグリンと聞いて聞き慣れないかもしれませんが、フィリピンでレチョンと呼ばれていたり、中国でカオルゥジュウと呼ばれているアレです。(今回、写真はやめておきます。)

数年前の事ですが、ある時何気なくバリ島ウブドのハノマン通りを歩いていると、こんなトラックを見つけました。

ubud pig1

近寄ってみると、こんな感じ。

ubud pig2

まぁ、豚ですよね。見つけた当初は「豚を積んだトラックが普通に道を走ってる!!近寄って写真とちゃえ!!」位にしか思ってなく、日本やシンガポールでは見れないものが見れたなぁとちょっと嬉しい気持ちでした。

ここで、「はっ!!」と気づきました。

「もしや、これはバビグリンにされる豚ではないのか!!」

考えてみると、恐らくそれ以外の可能性はなく、このガッガッガッと荒い呼吸をしている豚が、尻から口まで串に刺されて長時間火にさらされるのだと思うと、とても怖い気持ちになってしまいました。

この事が、何かずっと頭の片隅にあったのですが、まぁすぐに忘れて、普通に豚肉を美味しいなぁと思いながら食べる生活に戻りました。やっぱり酢豚は美味しいですし、ラーメンにチャーシューが入っていなかったら物足りないです。

で、そんな中、最近またウブドでこんなものを見ました。

DSC_0016_8

壁に掛けられた一枚のエプロンなのですが、近寄ってみると、、、

DSC_0016_8

可愛らしい豚のキャラクターにFriend not Food(友達だよ。食べ物じゃないよ。)のコピー。これはズシンと心に響きました。こんなのを見てしまったら、もう食べれない。。。

この機会に、世界でどのくらいの豚肉が食べられているのだろうと、調べてみました。

2011年のデータですが、年間6,313トン。1匹100キロくらいが相場のようなので、年間63,130匹になります。一日170匹の計算ですね。

ある日偶然、路上でみた4匹が数年間ずっと私の中に居続けているにも関わらず、世の中では一日170匹が消費(?!)されている計算です。考えただけで恐ろしいですが、これが現実のようです。

なんで急に今回こんな事を書いたかというと(美味しいものを食べるのに水を差すなよという気持ちになる人もいると思います。)、それは決して肉食を非難する訳でも、自分が菜食主義者になると高々に宣言する訳でもなく、まぁ「気持ちの引き締め」的な気持ちから書いています。

これだけ、肉食非難のような事を書いた後なのですが、今のところ、私は肉食を止める気はありません。ですが、たまには、肉食って「こういう事なんだよ。」と気持ちを引き締めるだけでも大きく違うと思うのです。

例えば、レストランでは無駄にオーダーしない。もしくは、頼んだものを残さない。でも良いと思います。現代社会に生きる我々は、チャーシューラーメンを食べるたびに豚の屠殺の現場に立ち会わなくてよい訳ですが、それで感覚が麻痺してはなりません。感謝が必要ですね。

という事で、今回はこの辺にしておきます。



スポンサーリンク
Hugonoblog レクタングル(大)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
Hugonoblog レクタングル(大)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください