みなさま、お久しぶりです。
今回はみなさんに紹介したいことがあり、久々にブログをアップします。
なんと私、本を出したんです!!
手前味噌ですが、今回はこの本について紹介します!
Contents
まずは内容を少しだけ紹介
早速ですが、内容を紹介していきます。
基本的にはブログにアップした内容を本にまとめたものなのですが、本ではお料理の写真を一切いれていない分、文章だけで伝わるように大幅に加筆修正をしています。
イメージ的には、池波正太郎の食エッセイのようにエピソードを交えながら、開高健の食エッセイのようにちゃんと料理にまで言及しているようなエッセイです。
ありそうでなかったシンガポールの食エッセイ。実際にシンガポールに5年間住んで、外食をしまくった結果、おススメのレストラン、これからも残っていきそうなレストランを厳選しました。是非お楽しみください。
どんな人に読んでほしいか - 駐妻
まずこの本を読んでほしい人は、シンガポールの駐妻です。
シンガポールにお住まいの方なら、レストラン探し=駐妻のブログチェックとなりますが、私はレストランレビューをしていたブロガーの中でも異例の駐在員。この本は駐妻の独占市場に対して、平日ランチに行けない駐在員として果敢に戦ってきた成果でもあります。でも実際のところレストラン探しの参考にしていたのは、駐妻のブログや駐妻の生の声。これらの情報なしに続けてくることはできませんでした。ですので、これは感謝の証でもあります。
どんな人に読んでほしいか ー 旅行者
さらに、この本は旅行者の方にも読んでほしいという思いがあります。
航空券の値段がぐっと下がり、インターネットの普及でホテルの予約もツアーの手配も片手間で出来てしまう時代、海外旅行はどんどんと身近になってきました。3連休の空いた時間に、週末に1日年休をつけて、もっというと普通に土日だけ海外に来る人も多いです。これだけ海外旅行が身近になってしまうと、もうガイドブックを見ても面白くない。そんな人に見てほしいのが、この本でもあります。ガイドブックには以外と抜けているのがレストラン最新情報。シンガポール旅行=毎日がチリクラブやバクテーではないですし、シンガポールにはもっと素敵なレストランがたくさんあります。ということで、この本はレストランに特化したガイドブックとしても見られるように書きました。
本を書こうと思ったきっかけ
ここまで、顔が見えない読者の話をしてきましたが、これらはブログを書いている中でも意識してきたこと。今度は何故あえて本にまとめようとしたかについて書きたいと思います。
最近のガイドブックは、写真ばかりで全然面白くない。
そんな流れを変えたかったです。これはブログを書きながら、東南アジアを旅行しながらつくづく感じていた事でもあります。
最近のガイドブック、特に海外旅行のガイドブックを見ると写真がたくさんあって、それらがキレイにトリミングされて、まるで各ページがそれぞれコラージュ作品のように本当に可愛くまとめられています。それもかなり的確にポイントを得てる。全てのエッセンスが各ページに濃縮されていて、もう見た瞬間に現地に行ったような。。。
インターネット(特にSNS)が普及した後、人は確実に良いと思えるものをネットで探し、「良い」とみんなが太鼓判を押している物事にしかお金を払わなくなってきています。レストランもしかり。写真を乗せて、値段を乗せて、おススメの料理を挙げて、それで他のレストランと比較して。もう完璧に研究されつくしたブログが(玉石混合なれど)氾濫している中で、もうちょっとでもネガティブなコメントを誰かがしていると行きたくなくなります。
そんな中、私が良いなと思っていたのはロンリープラネット。あの英語の文字だらけのガイドブックです。全然写真がなくてパッと見では雰囲気が伝わらない、そんでもってものすごく分厚いアレ。部屋にあるとオシャレだけど、読む気もあまり起きないアレ。でもロンリープラネットって頑張って読んでみると、かなり現地に行きたくなるような事が書いてあるんですよね。それでいて写真は最低限。つまり、ネタバレさせてないんです。こんなに素敵な景色があるけど、もし見たいのなら足を運んで見てくれって言う姿勢。
私のブログも同じ思いです。文字を読んで、そこにロマンを馳せて、そしてレストランに向かってほしい。そんな思いがあります。飛行機に乗って本書を読んで、それでシンガポールのレストランに憧れつつお腹を鳴らす、あわよくばよだれを垂らす。そんな本であってほしいと思っています。
出版社に高額を提示され、出版まで全部自分でやる事を決意
本を書きたい衝動が高まってきた。書きたい動機もはっきりした。そこで、私が初めにしたことは、出版社に連絡を取る事でした。いくつか大手の出版社にもかけあってみましたが、このような持込みの場合、自費出版となり、かなり高額な初期費用がかかってしまう事が分かりました。また、電子書籍だけの出版であれば少額の費用でも出来るようですが、もうそうなると何をお願いしているのか分からない。というか自分でやっても変わらない。
よし。全部自分でやろう。
と、当然の成り行きで書籍の出版方法を探し始めたのです。
イラストレータ募集
そんなこんなで、このように本は出せたのですが、困ったのは表紙や挿絵。全部を自分でやると決めた以上、ブログで書いていた調子で適当に書いてみましたが、なんとも稚拙。まぁ頑張ってもこれ以上はかけないと思いそのまま出版しました。
手書き風というか、もろ手書きです。
そこで、いまさらですが、
表紙を書いてくれる人、募集します。(もう出版されてますが)
電子書籍の良いところはアップデートが出来る事。まず本を出してみたものの、もっと良いものにしたい。もし賛同してくれる人がいたら表紙をお願いしたいです。喜んで表紙を変えます。是非連絡ください。
そして、やっぱり紙の本も出したい!
こんな感じで本が書きたくなって、最終的には本を出版出来たのですが、
やっぱり紙の本も出したい!!
成田空港と羽田空港、そしてシンガポールの紀伊国屋にも、この本を並べたい!!もう電子書籍は出版されていますが、アップデートを繰り返して、いずれは紙の本を手に取って読んでもらえるようになるよう、仕掛けていきたいと思います。
こんな感じで、私Hugoは最近ブログの更新からは少し離れて色々活動しておりますので、また面白そうな事があったらどんどん手を出していきます。徐々にこの場で紹介していきますね。それではみなさん、ごきげんよう!!