東南アジアのリノベーション事情 業者が馬鹿だと消費者が賢くなる。その逆も然り。

先週末、友達の家にごちそうになりにマレーシア人の友人の家に行ってきました。中華系マレーシア人の家庭だったのですが大変良くもてなしてもらって非常に楽しんできました。彼の家はリノベーション(リフォーム)中で、実際には隣の仮屋に招待されたのですが、そこで気になることを言っていたので、少し考えさせられました。今日はその事を記事にしたいと思います。

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リノベーションが思うように進まない

本当は2か月で終わるはずだったんだけど、もう3か月が経ち、まだ進捗は半分も行っていない。。。

友人がそうぼやいていたので、ちょっと様子を聞いたら、日本では全く思いもつかない状況にショックを受けました。
というのも、すでに渡したお金を業者が使い切ってしまい、追加で必要な費用をその都度請求されるとのことです。え?それ詐欺じゃないの?って思いましたが、そんなもののようです。従業員に払う費用がなければ工事は進まないし、材料を購入できなければ家が建ちません。まだこれはマシな方で、ある悪徳業者の場合、契約が成立するや否やその足で車を買いに行ったとの事。もちろん工事は速攻でとん挫。もはや何でもありの世界です。

そこで生まれた知恵として、お金を分割払いで業者に払う。という事をやっているそうです。進捗を確認しながら、必要な経費に目を通し、納得したうえで短いスパンの納期と目標を設定してお金を払う。なんだか消費者がプロジェクトを仕切っているような感じがしますが、まさにこれが、業者が馬鹿だと消費者が賢くなる。という事です。

日本の場合。

日本で上記のようなケースはまずないでしょう。お金を払ったら、ほぼ完成するでしょう。
もし万が一工期が延長したとしても、追加料金を取られるどころか、逆に延泊の期間の家賃と不便した分の保証を払ってもらいたくなります。そんなことにならないように、業者は必死にサービス残業でもなんでもして、納期通りに仕事を終わらせます。この姿勢ははっきり言って、東南アジアの業者と雲泥の差です。

また悲しいことに、日本の消費者ははっきりいって馬鹿です。それはクレーマーの数でもわかる事でしょう。アメリカはすぐ裁判になることで有名ですが、日本の場合は裁判も起こせない客がカスタマーサービスの電話に出たオペレーターに怒鳴り散らすことが多いです。結局は何も変わらないのですが。。。まさにこれが、業者が賢いと消費者が馬鹿になる。という事です。つまり、表にまとめるとこうなります。

fig1

では、日本人が東南アジアの業者を使うとどうなるか?

これはどうしようもないです。業者も自分ではプロジェクトを管理できない。消費者は自分で解決することをせず、業者に任せっきりで文句言いたい放題。これは悲惨です。ですから東南アジアのローカルに基づいているような企業は国は日本に進出できないのです。(もちろん優良な企業もありますが、ここでは一般論として揚げ足取らないでください。)

fig2

東南アジアの人が日本の業者を使うとどうなるか?

現状、東南アジアの企業が日本に進出するケースは(輸出を除いて)稀ですが、日系企業が東南アジアに進出するケースは多いです。ですが、ここでポイントがあります。上記のように、従来のように馬鹿な消費者を相手にしているわけではないので、賢い業者が賢い消費者にアプローチするわけです。もちろん国内でやっていたときの方法は使えず、何か他のアプローチが必要です。逆に言えば、この場合は新しいソリューションやビジネスチャンスが生まれる可能性大とも言えませんか?このポイントを押さえるかどうかが、成功するかのカギになると思います。
fig3

では、今後どうなっていくのか?

以上までが現状を見た感想ですが、さてこれを踏まえて、今後はどのように変わっていくのでしょうか?一つの解として、賢い業者と賢い消費者のもと生まれた新しいソリューションが、日本に戻ってくるという事が考えられませんか?日本の企業が海外でローカライズという名目で少し業態を変えて商売をしている場合がありますが、ここで生まれた新しいビジネスモデルを日本に持ち帰るようになっていくと思います。それはもしかしたら馬鹿な消費者には合わないモデルかもしれませんが、新しいモデルが受け入れられる可能性もあります。ですので、今後はこのような可能性も広がっていく事と思います。

さて、如何でしたでしょうか?今回は、何気なくふと思ったことを自分なりに転がして一つの記事にしてみました。MBAの知識なんて全くないど素人がふと思った事なので、思いっきり的外れな可能性もありますが、一応ここに吐き出しておきます。でもこれは海外に住んで海外の友人と親しくしているからこそ感じられる意見かなと思います。せっかく海外に住んでいるのだから、もっともっと世界を肌で感じて、感覚として知恵を学び取りたい。こんな感じでふと日常で思ったことも、恥ずかしがらず、惜しまず、記事にしていきますので今後もどうぞよろしくお願いします。

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