シンガポールで手作りおせち料理2016

明けましておめでとうございます。今年もガンガンアップしていきますので、よろしくお願いします。

さて、早速ですが去年の大晦日の日に、大掃除のレポートの様子をアップしました。しかしなんとその日は大掃除だけでなく、おせち料理in Singapore 2016プロジェクトも同時に進行していたのです。

前回の投稿はこちら。

シンガポールで大掃除2015
北緯1度のシンガポールに住んでいると12月末でもほぼ7月、8月と気候が変わらないのでいまいち年末の感じが出てこないのですが、とは言っても日本...

大掃除とおせち料理を同時にこなすなんて我ながら良くやったと思いますが、シンガポールでは30日まで通常勤務なのでそれもしょうがない。大晦日の日は忙しくなること必須なのです。当然一日で終わるはずもなく、元旦も忙しくおせち料理を作っておりました。今回、なるべく手作りで作ろうという趣旨で作ってみたので、今回はその様子を紹介いたします。

Osechi

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買い物はチョンバルマーケットと明治屋で

おせち料理を作るにはまず食材を手に入れる必要がありますが、ここはシンガポール。さて、どこで買うべきでしょうか。リャンコートに入っている明治屋や、伊勢丹の地下に行けば、日本の食材は何でも手に入りますが(なんと数の子やクワイまで売ってる!!)、値段はものすごく高いです。うすくち醤油や味醂などの調味料はこのような日系スーパーで買うほか仕方ないですが、野菜などは出来れば安く抑えたいですよね。ですので、うちは今回チョンバルマーケットと明治屋の2か所ですべて押さえました。今年は今からおせち料理を作る人はいないでしょうが、来年作る人のためにそれぞれ、買ったものを紹介します。

チョンバルマーケットで手に入る食材

野菜を買うなら、チョンバルマーケットが一押しです。かなり新鮮で、そして安いんです。日系のスーパーは高いですが、チョンバルで買ったものの方が新鮮だということはよくあります。今回、我が家ではお節料理ように下記のものを今回買いました。

・里いも
・れんこん
・ごぼう
・にんじん
・しいたけ(生)
・きぬさや
・有頭海老(活)
・鶏肉(もも)

たいていの野菜は手に入りますね。たまごや大根など、チョンバルマーケットでも売ってますが、鮮度と味が今ひとつなので、明治屋がいいと思います。

明治屋で手に入る食材

いかに有能なチョンバルマーケットでも、買えないものもあります。チョンバルで手に入らなかった以下のものは明治屋で買うことにしました。

・しいたけ(ドライ)
・フリーズドライのゆず
・日本の大根
・こんにゃく
・たまご
・数の子
・田作り用のごまめ
・田作り用のピーナッツ
・黒豆(既に煮てあるもの)
・栗きんとん(既に出来てるもの)

ローカルの大根は全然美味しくないので、特になます用は日本のものを使いましょう。例え、お雑煮用でも日本の大根と海外の大根は全然違います。

今回作ったおせち料理たち

さて、おせち料理ですが、今回作ったものを一つずつ紹介します。レシピはクックパッドなどの他サイトにお任せするとして、シンガポールでもこんなものが作れるんだぞって感じに適当に紹介していきます。

最近は買って済ませてしまうお家も多いと思いますが、手作りもいいものですよ。味は買ったものに遠く及ばないかもしれないですが、縁起を担ぐためには手作りでしょう。

田作り

田作りは小魚(主にごまめだけど、何でもよい)と豆(クルミやピーナッツだけど、なくてもよい)を炒って、醤油やなんやらと和えるだけという超簡単料理です。我が家ではおせち料理関係なく田作り作っていますが、これはおススメです。どの材料も明治屋で手に入ります。脂料理が多いシンガポールで田作りはうれしいです。

材料はこんな感じです。

Tazukuri material

なんで魚と豆なのに、田作りって名前なの?って感じですが、昔は稚魚がたくさん取れたので、それを畑の肥料として撒いていたそうです。その事からも田を作るということで田作りという名前が作られ、おせち料理では豊穣の縁起物として食べられるそうです。

出来上がりはこんな感じ。うん、いい感じ。

Tazukuri

錦玉子

錦卵は黄色と白の二色である事から錦と語呂合わせをしています。黄色と白を金と銀に見立て、縁起の良い色としても知られています。見た目が美しいおせち料理の中においても、鮮やかな黄色と白は映えます。子供のころは甘すぎて嫌でしたが、おせち料理ならではの錦玉子はなくてはならない存在です。

nishiki tamago before

子供の頃、玉子をざるで濾す事を担当したことを思い出します。黄身は簡単だけど、白身が重労働なんですよねぇ。。。

nishiki tamago

手綱こんにゃく

手綱こんにゃくは、こんにゃくを手綱に見立てていて、武家社会の頃から作られてきた料理のようです。手綱を締めて、己を律し、厳しく心を引き締めるという意味があるようで、これは私にとって最重要な料理かもしれません。

こんにゃくは明治屋で買えます。

我が家は今回、濃い口しょうゆで作ってしまったので、玉こんにゃくのような色合いになってしまいましたが、お節料理用であれば、薄口醤油を使うべきでした。薄口醤油であれば色合いも綺麗に仕上がります。

kon nyaku

筑前煮

おせち料理の中の三の重を彩る筑前煮。いわゆる、お煮しめですね。おせち料理の中に入るお煮しめは彩も綺麗で大好きです。

今回はチョンバルマーケットで買った中国産の里いもを使いましたが、日本のものに比べて日の通りが悪く、味も落ちます。出来れば日本のものを買った方がいいですね。

Chikuzen ni

松前漬

おせち料理用の松前漬けは、縁起を担ぐためにかずのこを入れる場合が多いですが、今回は入れませんでした。我が家は夫婦ともに、そんなに呑んべぇではありませんが、よく松前漬けを作ります。ご飯にかけて食べると美味しいんですよね。松前漬けは日持ちするので、大量に作って、お正月以降にも使うようにしました。

matsumae zuke

紅白なます

紅白なますは、その紅白のおめでたい色から、おせち料理に食べられています。醤油と味醂の味付けが多いおせち料理の中で、さっぱりとしたなますは、欠かせません。

なますは元来、生の魚を薄切りや細切りにして酢をかけて食べた事が所以になっているようです。ですので本来の意味では刺身もなますなのですが、現在ではなますと言ったら大根とにんじんです。

ゆずの皮を入れると、風味がいい感じになります。ゆずは明治屋で売っていますが高いので、うちはフリーズドライのものを常備しています。これも明治屋で買えます。結構たくさん入っているので、何かと使えます。おススメですよ。

Kouhaku namasu material

出来上がりはこんな感じです。なますはさっぱりしていて食べやすいので、たくさん作ってもすぐなくなってしまいます。

Kouhaku namasu

また、紅白なますは結んで飾ると、おせち料理も華やかになります。

結び方を紹介しますね。

1.同じ長さの大根と人参を2本ずつ用意して、

namasu 1

2.こんな感じに置きます。人参が上です。

namasu 2

3.大根の足をわっかに通して、(写真は片方通した状態。逆側も同じように)

namasu 3

4.キュッと結びます。

namasu 4

5.足を切って、長さを整えたら、完成です。

namasu 5

6.あとは、これをたくさん作るだけ。

namasu 6

どうです?簡単でしょう?これも一緒に盛り付けるといい感じになります。

有頭海老の甘煮

エビは明治屋よりチョンバルマーケットが良いです。活きている新鮮なエビが格安で手に入ります。今回は12匹で15ドル(1300円)でした。活きているエビを買ってしまうと、背ワタを取るときにビンビン跳ねるので、超怖いのですが、それでも新鮮さには変えられません。大きさも立派ですし、チョンバルマーケットのエビはおススメです。

写真撮り忘れたため、タッパーの写真ですみません。。。

ebi

たたきごぼう

たたきごぼうは、硬いごぼうを軟らかく煮て、叩いて割ることで開運の縁起を担いだものです。ということで、縁起を担いで我が家でも叩きまくりました。

中国産で良ければチョンバルマーケットで手に入りますが、我が家は日本産のものを明治屋で買いました。確か2本で8ドル(700円)でした。やっぱり日本のごぼうはおいしいです。

叩かれる前のごぼうたち。これから、叩かれることになります。

tataki gobou before

2本も使うと相当多くできます。写真は見栄えのためちょこっとですが、我が家はこれからしばらくごぼうを食べることになりそうです。。。

tataki gobou

かずのこ

なんでかずのこっていうの?それは決して数が多いからではないのです。かずのこはにしんの卵ですが、昔はにしんの事を”かど”と言ったそうです。それが転じてかずのことなったのが由縁のようです。にしんを二親(二人の親)とかけて、にしんから生まれる多くの卵(子供)の意味で、子宝と子孫繁栄のためにおせち料理に食べられるようになったとか。かずのこは我が家でも欠かせない存在です。

最近はにしん自体の漁獲量が減っているため日本でもかずのこは高価ですが、シンガポールはそれに輸送費がプラスされるのでさらに効果です。明治屋で二本で15ドル程度(1300円)でしたが、それでもかずのこが無いと物足りないので、買ってしまいました。

これもタッパーの写真しかなく。。。

kazunoko

お雑煮

そして最後はお雑煮です。いろいろな具が入ったお雑煮は美味しいですよね。ですが、我が家の実家では、お雑煮に具は入っていません。お雑煮には鰹出汁のお汁とお餅のみが入っていて、お節料理のお重の中から好きなものをとって、入れるというスタイルなのです。

鰹出汁を取っているところ。これで、お雑煮の完成?

katsuo dashi

大人になるまで、これが普通だと思っていたのですが、これまでこのスタイルでお雑煮を食べる家を聞いたことがなく、これを言うと毎回のように驚かれます。これは我が家だけのオリジナルスタイルなのでしょうか?もし同じ食べ方の人がいらしたら、教えてください。

ちなみにシンガポールの我が家ではちゃんと具を入れました。大量に作って、3日間食べまくりましたとさ。

ozouni

さて、如何でしたでしょうか?作ったものを列挙していくつもりが、かなりの大作になってしまいました。今年見る人はいないでしょうが、この記事が来年以降作る人のためになったら幸甚で御座います。今年のブログは縁起のいいお節料理のエントリーでスタートしました。

今年もいいことありますように。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

(後日談)

12月31日から作り始めたおせち料理も1月3日で食べ終わりました。
日本でおせち料理を食べる時は、冬真っ只中なのである程度日持ちしますが、常夏の国では日持ちしないようです。実際に絹さやなど色が変わって食べれなかったものもありました。シンガポールでおせち料理は、2日か3日が限度のようです。

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