今月買うとお得なおススメ電子書籍はこれだ!Kindle2016年12月セール情報

私は、再三ブログでも公言している通り存分に電子書籍ライフを楽しんでいますが、みなさんも電子書籍ライフ、楽しんでいますか?

空いてる時間に携帯電話をスッとポケットから出して本を読む。スマホにKindle(などの電子書籍リーダー)を入れておけば、隙間時間を極限まで有効利用することが出来ます。さらに、どれだけ買ってもかさばらない。1冊を持ち歩いても1000冊を持ち歩いても、スマホのサイズはスマホのサイズのままです。

ここで紹介する本はKindleで今月安くなっている本(の中でも選りすぐった良書)なので、読む人も読まない人もポチッとしてスマホに入れておけば、いつか読む日が来て、自分の身になる事間違いなし。

それでは、行ってみましょう。

スポンサーリンク
Hugonoblog レクタングル(大)

ダンディズム溢れるグルメ本 最後の晩餐


最後の晩餐 (文春文庫 か 1-5) Kindle版
開高 健 (著)

まずはこの本、開高健の「最後の晩餐」です。開高健を語るうえでグルメは欠かせませんが、この本は開高健のグルメの集大成とも言うべき本です。普通のグルメ本とはスケールが違います。2年ほど前に読んだのでどんな内容だったかなと、今開いてみて驚きです。マーカーでハイライトしまくりでした。

本の出だしは食欲のどん底、つまり人肉嗜食から始まります。嗜好から事件性のあるものまで、世界中のありとあらゆる人肉食の歴史を紹介しているのですが、一つ文引用しておきましょう。

しかし、中国人が比類なくユニークなのは趣味や嗜好として人肉を食べたことで、とくに唐代にはしきりにおこなわれたらしく、”両脚羊”ー二本足の羊ーと呼んで人肉を鉤につるして市場で売っていたなどという記録を残しているのである。

文章を読んだだけで気持ち悪くなってしまいますが、まだまだ私の知らない世界はあるようです。(人肉食については知りたくもありませんが。。。)

酒についてもものすごい量の情報が乗っています。そして開高健の表現力がすさまじい。酒を表す表現については、ロマネ・コンティ・一九三五年という同氏の短編集に詳しいですが、最後の晩餐にも満載です。これについても少し引用しておきましょう。

われらはそれを舌にしみこませ、それで舌を洗い、歯ぐきにまわして教えこみ、咽喉を愛撫してめざめさせる。舌ざわり、咽喉ざわり、香り、歯あたり、色、形、そして愉しい笑声や、思わずたてる嘆声や、ジョークなどの花を添える。また魚には、モランシェ(七一年)やシャルルマーニュ(七○年)のよく冷えてキリッとしているけれど舌を刺したり、もたれかかったりしない白のセック、鴨のささ身や肉にはエシェゾォ(七○年)とロマネ・コンティ(七○年)の赤を抱きつかせて、粛々と駒をすすめる。一皿一皿が独立しながらも全体にとけこみ、その場で目を瞠らせつつもはるかな食後にまでひめやかで広大なこだまをほのぼのとひびかせていく。鮮。美。淡。清。爽。滑。甘。香。脆。肥。濃。軟。嫩。

ご存知、開高健節ですね。この文章が読みたくて開高健の本を買っています。ちなみにこの本には、以前ブログでもレストランレビューを紹介した四川飯店も出てきます。どうぞお楽しみに。

そんな内容が合計で397ページもあり読み応えありまくりです。なんとこの本、今月は、紙の本だと¥ 756のところ、Kindleだと、¥ 199です。つまり¥ 557の割引 (74%)なのです!!

Kindleへは、こちらからどうぞ。

日本人なら必ず読まなければならない本を梅原猛の分かりやすい訳で 古事記


古事記 増補新版 (学研M文庫) Kindle版
梅原 猛 (著)

私が古事記を初めて読んだのは梅原猛の訳だったのですが、これは正解でした。口語訳がとても読みやすいのです。何しろ色々な解釈が出来る本なので、訳者によっても内容が全く違っていたりします。ところで、どんな訳でもよいので古事記をちゃんと読んだことがある人はどれだけいるのでしょうか?きっと読むと価値観が変わると思います。古事記の中では伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)のニ柱の神が日本列島を生んだとされています。淡々と話は進んで行くのですが、どんな調子か引用してみましょう。

伊邪那美命は最後に火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)をお生みになって、女陰を焼かれて亡くなられた。そこで、伊邪那岐尊は怒って、火之迦具土神の首を切りなすった。すると、火之迦具土神の流した血や死体から、多くの神がお生まれになった。

女の神様が、火の神様を産んだら、その火に焼かれて死んでしまった。男の神様がこれに怒って火の神様を殺したら、そのあとから多くの神様が生まれたというのですね。これらの神話を”あり得ない”と一言で片づけてしまうのは、それこそナンセンスで、ここには古代の日本がどのように歩んできたのかというのが隠されています。日本人なら必読の歴史書です。

そして、神々の時代が終わると、最後の方は詩の掛け合い中心の芸術作品の様相を帯びてきます。倭建命(やまとたけるのみこと)の有名な詩を紹介しておきます。美夜受比売(みやずひめ)に送った詩です。

「ひさかたの 天の香具山(あめのかぐやま) とかまに さ渡る鵠(くび) ひはぼそ たわや腕(がひな)を まかむとは あれはすれど さ寝むとは あれは思へど ながけせる おすひの裾に 月立ちにけり」

(天の香久山に、昼の日中に飛んでいる白鳥のように、か細く柔らかいあなたの腕を、わたしは抱こうとするが、あなたと一緒に寝たいと、わたしは思うが、あなたの着ている着物の裾には月が出ているよ)

つまり、こう言っているのです。かよわいあなたに惹かれている。今夜あなたと寝たいけれども、裾に血が付いているという事は、あなた生理だね?と言っているのです。実際についていたかどうかは分かりませんが、おすひの裾に月立にけりとはなんともキザな表現です。それに対して、美夜受比売(みやずひめ)はこう返します。

「高光る 日の御子 やすみしし わが大君 あらたまの 年がきふれば あらたまの 月はきへゆく うべな うべな 君待ちがたに わがけせる おすひの裾に 月立たなむよ」

(光り輝く皇子よ、世界の隅まで支配なされるわが大君よ。新しい年が来て、また去っていく、新しい月が来て、また去っていく。だから、あなたを待ちかねて、わたしが着ている着物の裾に、月が経っているのもあたりまえでしょう)

とてもロマンチックな回答です。あなたがなかなか来てくれないから生理になっちゃったじゃないの。と返しているのです。倭建命(やまとたけるのみこと)といい、美夜受比売(みやずひめ)といい、ストレートに言わないところがキザです。

さて、この後どうなったかというと、

こうして、めでたく男女の契りを結ばれたが、倭建命は草薙の剣を美夜受比売のところに置かれたままで、、、、、

結局ヤッタのかい!となるのでした。

こんなのが古事記なんですね。知らなかった方は、この機会にどうぞ。リンクはこちらです。なんと215円で買えてしまいます。

痛快エッセイ終生ヒトのオスは飼わず


終生ヒトのオスは飼わず (文春文庫) Kindle版
米原万里 (著)

良い本が2つも来てしまったので随分と長くなってしまいましたが、あともうひとつ、こちらを紹介しておきましょう。実はまだ読んだことがないのですが、米原万里の終生ヒトのオスは飼わずです。というのも、つい3日前に米原万里のヒトのオスは飼わないの?を読んで号泣したばかりだったのです。本書はその続編にあたります。米原万里の動物に対する愛と情熱は凄まじいもので、まるで人間の生き方の見本を示しているようです。さすが米原万里とも言うべきユーモアと知識に溢れたエッセイ。終生ヒトのオスは飼わずは私もまだ読んでいませんので、これから買って読もうかと思います。

リンクは、こちらになります。紙の本だと535円なのですが、今月はKindleだと199円で買えてしまいます。336の割引 (63%) 。お買い得です。

オープンサービスイノベーション


オープン・サービス・イノベーション Kindle版
ヘンリー・ チェスブロウ (著), 博報堂大学 ヒューマンセンタード・オープンイノベーションラボTBWA/HAKUHODO (監修)

最後の最後にもうひとつ、3年くらい前に読んだ本が出ていたので、こちらも載せておきます。これは話が冗長であまり面白くなかった記憶があります。なんでもオープンにして、巻きこんで、良いものを作っていく時代になっていきますよと言う内容なのですが、わざわざ難しい例と詳細な数字のついた似たような例をたくさん出していて、飽きてしまいました。これはあまり良書では無いと自分は思ったので、まずは開高健の食べものの本と、梅原猛の古事記と、米原万里の動物の本を読んでみるのがいいのではないでしょうか。

今月、マストで押さえておきたいのはこのあたりですね。それではみなさん、今月も電子書籍ライフを楽しみましょう。

スポンサーリンク
Hugonoblog レクタングル(大)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
Hugonoblog レクタングル(大)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です