シンガポール読本 ガイドブックの新定番!

みなさま、お久しぶりです。

このたび私は、またまた本を出したので、お知らせさせて頂きます。

その名も、

シンガポール読本!!

地球の歩き方なんかに並んで、ちゃんとAmazonで売ってますので、見てね!

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シンガポール読本とは

前回、このブログで書いてきたレストランレビューの中でも特におススメの場所をまとめる形で、「駐在員ブロガーHugoのシンガポール食べ歩き」を書きました。

で、その時に強く意識していたのが、最近のレストランレビューは「写真ばかりで面白くない。。。」ということ。今回、その意識が膨らみすぎて、ついにはガイドブックを作るまでに至ってしまいました。

文章だけで説明するガイドブック、つまりこれはネタバレしないガイドブックの事です。写真をみて、どんな場所に行くのか分かってから行くのではなく、文章でその場所の歴史なんかを学んで、実際に行ってから見る。そんな旅行を提案したく、今回の「シンガポール読本」を書くことに至りました。

シンガポール読本というタイトルに込めた思い

ではなぜシンガポール読本というタイトルにしたか、それは僕の大好きな「文章読本」というシリーズから来ています。文章読本とは、谷崎潤一郎が最初に出版した本です。文章の書き方を指南する本で、そこには活字に対する愛があふれています。この本を読んで文章の書き方を勉強した作家も多く、その後、丸谷才一、三島由紀夫、井上ひさしなどの名だたる文豪たちが同じタイトルで出していきました。現在ではたくさんの「文章読本」が読めますが、僕のガイドブックも同じ。まずはシンガポール読本からはじまり、いろいろな国のガイドブックに波及していけばいいなと。そんな思いもあります。僕一人では限界があるので、このコンセプトだけでも広がって言ってくれたらなと思っています。

「はじめに」公開!

今回はブログを読んでくれている方々に、「はじめに」を全文公開します。

「日本のガイドブックは面白くない。」

ある日、僕はそんなことを突然に思った。

当時の僕は、立地的にも経済的にも東南アジアの真ん中に位置するシンガポールに住んで、毎月のように海外旅行をする生活を送っていた。

例えば、この国に行こうと決めてしまうと、まずはフライトを予約する。シンガポールは小さい国なので、空港までは家からタクシーで20分位しかかからないし、フライト自体もたくさん飛んでいて、なおかつLCCを使えば安い。「そうだ、海外旅行に行こう!」と思い立ってから、気が付けば1時間以内には予約が完了しているなんて事もよくあった。

フライトを予約したら、その次はその国について調べる。インターネットで溢れんばかりの情報を検索したり、ガイドブックを買って読み込む作業だ。むしろこちらの作業の方が時間がかかる。インターネット上にある情報は玉石混合で、目的の国ごとに情報の充実度はまるで違う。そこへ来るとガイドブックはとても安定している。「このガイドブックは大きいし、写真がたくさん載っていて分かりやすい。」とか、「このガイドブックは実用的過ぎる。」だとか、「このガイドブックはオシャレな情報がたくさん載っていて、すごく便利だな。今回は一人旅だしオシャレじゃなくていいから、これじゃないな。」とか。それぞれのガイドブックにどんな情報が書いてあるか既に知っているので、旅の目的ごとに自動的にガイドブックは決定される。まさに、海外旅行玄人である。

そんなとき、僕は突然に思ったのだ。ガイドブックに分かりやすさを追求しすぎて、それを勉強することで十分に詳しくなってからその街に行っても、それ以上でもそれ以下でもない。海外旅行に慣れていたつもりだったのに、僕のしてきた旅は、ただガイドブックをなぞっているだけで、それ以下でもそれ以上でもなんでもない。旅というのはこんなものじゃないはずだ。そう思った。

そんな事を思い始めてしばらく経ったある日、あれはカンボジアのプノンペンに旅行に行く時だった。それまでによく使っていた日本のガイドブックではなく、僕はそれまでに一度も読んだことがなかった英語のガイドブックを買ってみた。世界中で一番読まれているガイドブックLonely Planetだ。読み始めて、まず驚いた。Lonely Planetの構成は、英語がぎっしり並んでいて、写真がほとんどないのだ。それでいて分厚い。まるで電話帳のようだ。最初、僕はそれを馬鹿にした。世界で一番売れているガイドブックがこのレベルか。日本のガイドブックはとても分かりやすいのに、英語には分かりやすいガイドブックがない。なんて日本は進んでいるのだろうと思った。でも違った。Lonely Planetは読んでいてとても面白いのだ。確かに写真はない。でも文章がとても工夫されていて、情景が想像出来る書き方がされている。僕は夢中で読み進めた。Amazing placeと書いてあるけれど、この遺跡はそんなに素晴らしいのだろうか。Like little New Yorkなんて書いてあるけれど、カンボジアのプノンペンがニューヨークに似ている訳ないだろう。どんどんと読み進めるうちに想像力が刺激されて、実際に見てみたくなる。いますぐにでも行ってみたくなる。旅行の日が待ち遠しくなる。

旅はこうでなくてはならない。全てをあるがままに見せるために写真を使うのもいいだろう。事細かに値段まで乗せるのもいいだろう。それをなぞるだけで簡単にガイドブックに載っているようなキラキラした旅行ができる。でも、それ以下でもそれ以上でもない。旅とは、何が起こるか事前に分かるものじゃない。どんな所か期待に胸を膨らませ、実際にその場所に立った時の感動を味わうものだ。そこは、想像の遥か上を行く素晴らしい場所かもしれない。たまには、こんなものかと落胆するかもしれない。でも、それでいい。それが旅だ。

結局僕は5年間シンガポールに住んだ。今の僕になら、これまでになかったシンガポールのガイドブックが書けるに違いない。これからシンガポールへ行く人に、想像させ、期待させ、たまには落胆させてしまう文章を書けるかもしれない。そんな思いで筆をとった。このチャレンジが一人でも多くのシンガポール旅行者を幸福にしますように。そして、一冊でも多くのガイドブックが面白くなりますように。

目次公開

目次も公開しておきます。

1.今、シンガポールへ行く理由
2.シンガポール観光で必ず行くべきエリア
3.シンガポール通のための観光案内
4.シンガポールで食べたいローカルフード
5.ホーカーでの振舞い方
6.シンガポールから行ける日帰り旅行
7.シンガポールと合わせて行きたい東南アジア諸国
8.旅の計画の手助けに
9.シンガポールの年中行事について
おわりに
付録・シングリッシュ辞典

シンガポール在住の方も、これからシンガポールに旅行を計画している方も、ぜひ読んでみてください。

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