自己啓発本を読みすぎると不感症になるって本当?

あまり本を読まない人がたまに自己啓発本を読むと、ものすごく感化されてしまって、その本があたかも物凄い本かのように思えてくる事って、あると思います。これはこれで困ったものですが、自己啓発本を読みまくっていると、今度は逆に何を読んでも全然響かなくなってきてしまうのです。まぁ、ようするに不感症になってしまう訳です。

恐らくですが、これが理由で、巷では自己啓発本の事を悪く言うような人が多く、自己啓発本自体読まない方が良いという意見すら結構あります。でもそれ、本当でしょうか?

今回はこの事について考えてみたいと思います。

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自己啓発本を読みまくった果てにあるもの

私はシンガポールに来てからKindleで本を読みまくっていますが、今ライブラリをざっと見てみると自己啓発本が占める割合はその1~2割程度でしょうか?新書を読む事はなるべく控えていますが(内容がカスみたいな本に当たる確率が多いため)、それでも新書の自己啓発本の中には気になるタイトルは多く、実際に今でも読んでいます。きっとビジネスのために出版社がタイトルを調査して、なるべくウケの良いタイトルを付けているのでしょう。まんまとそれに引っかかっている訳ですが、確かに得られる事はあるのです。

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以前、読書は音楽に似ている。新書を読むことは、つまりヒップホップだ。でも書きましたが、自己啓発本というのはある古典があって、大体の自己啓発関連の新書がそれの焼き増しに過ぎないからです。

これこそが、どれも同じように思えてくる理由なのでしょう。ですがそれらの本を読みまくって心に響かなくなることって、不感症でしょうか?

私は違うと思います。ある一つの事がらについて、例えば「原因」と「結果」の法則や、ザ・シークレットに代表される引き寄せの法則など、アプローチの仕方は違いますが、コアな所では同じ事を言ってるだけなのです。人生の現実は、自分の心の中を映し出した鏡であるという、鏡の法則も同じでしょう。

要するに、その真理は何なのっていうことを、有り難くも色々な人が色々な角度から書いていてくれて(これが、悪く言えば焼き増しということ)、それが毎月毎月大量に発行されているという事なのです。このような自己啓発本を読むという事は、完全に真理が理解できている人にとっては時間の無駄でしょう。ですが、私のような凡人にとっては今まで思っていた事の理解が深まる、もしくは新しい見方が出来るようになる、とっても役に立つ本たちなのです。

多くの似たような本を読む中で、それ、ちょっと違うんじゃないか?って思う事もしばしばあります。そうしたら、それは既に自分の意見を持っているという事。自分の中で解釈が出来ているからこそ、他人の意見と違う事が分かるという事なのです。もしもその本を読んだ時に、事前に幅広い知識がなかったら、おかしいんじゃないの?と思わずに鵜呑みにしてしまう事になるのです。これこそが一番怖いことだと思います。

つまり、自己啓発本を読みまくった果てにあるものは、自分の意見を持てるようになるという事だと思います。

活字より実際の世界からの方が学ぶことは多い

立花隆がこのように言っています。

ナマの事件を演じている人たちに直接話を聞く面白さに比べたら、活字にされたノンフィクションの面白さもものの数ではないくらい面白い訳です。ましてや貧困な想像力の産物たるフィクションなぞ、全くものの数ではない。

「ぼくはこんな本を読んできた」立花隆

かなりの数の本を読んでいる立花隆ですら、このように言っているわけです。

えっ?本、読む意味ないじゃん?となってしまいそうですが、ナマの事件を演じている人たちに直接話を聞くとき、背景に教養がなければせっかくのチャンスが無駄になってしまいます。自己啓発本を読みまくる事で得た知識や価値観をモノにして、それで、実際の世界と接することで、さらに新たな事が学べるという訳です。

それでもたまにすごい本は現れる

自己啓発本にかかれていることは大体が似たようなことだし、実際のニュースから得られる事の方が、大きい。ですが、それでもたまにすごい斬新な本は現れます。

自己啓発本は栄養ドリンクか? すごい自己啓発本3選
自己啓発本やビジネス書を読みまくることについては賛否両論あります。読んだ直後はすごくモチベーションが高まるけれど、それはあまりに一瞬の事で、...

自己啓発本は栄養ドリンクか? すごい自己啓発本3選の記事でも書きましたが、

嫌われる勇気エッセンシャル思考自分の小さな「箱」から脱出する方法を読んだ時には目から鱗が剥がれ落ちる思いでした。

これらの本を探すまで、たくさんの自己啓発本を読みましたが、感銘を受けたのはこの3冊です。この本をおススメした全員の目から鱗が剥がれ落ちるとは思いませんが、それぞれの人に合った本があると思うので、自己啓発本を読みまくったからといって不感症になるとは言えないでしょう。

読みまくる事によって、自分の意見を持ち、思っていることの軸をブレないようにし、たまに上で紹介した3冊のようなすごい本に出合えればいいかな、そんな気持ちで自己啓発本を読んでいけばよいと思います。

さて、如何でしたでしょうか?今回は、自己啓発本を読みすぎると不感症になるって本当?という内容で、まさに自分に問いかけるように文章を書いてきましたが、それなりに結論が出てよかったです。自己啓発本だけじゃなくて、ノンフィクション、フィクションも読んで、もっともっと見識を広げていきたいです。

この記事で登場した本の紹介

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