靴バカ入門編① 靴の底のはなし

個人ブログのようなHPを運営していると、GoogleAnalyticsという無料の解析ソフトで、どんなアクセスがあるか解析が出来ます。どんな検索ワードで、このHPまでたどり着いたのか、またどんな人がどんな時間帯に見ているかなどです。

人気のありそうな事を書いてアクセス数を伸ばすなんて事は極力したくなく、出来れば書きたいことだけ書いていたいです。それでこそ個人ブログだし、自分の色が出やすいと思います。

ですが、

ですが、、、

このHPを訪れる人の検索ワードの第一位はなんと、、、

『靴 バカ』

なのです。今まで、いろいろな記事を書いてきました。その中で靴の事について書いたのはなんと、たったの2つ。

靴を磨くということ ~B-boyもビジネスマンも靴を磨く~
世の中には色々な人がいて、その分だけ色々な趣味がありますが、靴磨きが趣味の人はそんなに多くないと思います。ですが少数派ながら靴磨きが趣味の人...

[日々の1000] パラブーツ シャンボード
松浦弥太郎の日々の100に影響を受けまくって始めているこの シリーズ。先日、「靴を磨くということ ~B-boyもビジネスマンも靴を磨く~ 」...

これだけなのです。靴を磨くことは大好きですし、もっと書きたいです。ということで今回は靴の底のはなしをしたいと思います。

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 何故、靴底にこだわるか

良い靴はずっと履けます。これは本当です。さすがに50年とかは無理かもしれませんが、10年程度であれば余裕で履けます。そのために必要なのが、靴底の手入れなのです。

まず良い靴とざっと括ってしまいましたが、これは、マッケイ製法やグッドイヤーウェルテッド製法などに代表されるソールとアッパーが縫い合わさっているタイプの事です。安い靴はセメント靴とか言われており、接着剤でアッパーとソールがくっついているタイプです。アッパーとソールが分からない人のために、絵を載せますね。

upper and sole

要するに、このアッパーとソールの繋ぎ方で靴の良し悪しが決まっている訳ですね。(もちろん革の良し悪しなどもありますが、製法の方がもっと重要です。)

それでは、それぞれの製法について説明していきます。ペイントで適当に手描きしているので、絵が汚いなんて突っ込みはやめてくださいね。笑

マッケイ製法

イタリア靴などのスタイリッシュな細い靴に良く見られるこの製法はすごく単純で、アッパーとソールを繋ぎ合わせただけの製法です。

先ほどの絵をちょん切って、二次元的に横から見てみましょう。

2d dwg

ちょん切る場所はここです。イメージが湧きますか?

mackay

こんな感じですね。アッパーとソールを靴の内側で糸で縫ってあるのがマッケイ製法です。

この製法では、外側から縫い糸は見えないのですが、靴のインナーソール(中敷き)をめくると見える場合があります。また、靴底が皮の場合は、縫い目がアウトソールから見えることもあります。

私が持っているマッケイ製法の靴はこんな感じです。シュッとしてますねー。

mackay_pic

グッドイヤーウェルテッド製法

この製法では、マッケイ製法と違ってウェルトといわれる部分があります。

マッケイ製法の時と同じように靴をちょん切って靴の断面を見ていくと、このようになります。

Good year

マッケイの時はウェルトと呼ばれるものがありませんでしたが、グッドイヤーウェルテッド製法では、このウェルトの分だけ余計に複雑な構造になっています。

見た目はマッケイ製法に比べ、剛健なイメージです。ゴツゴツした感じが男らしいイメージでイギリスやフランスの靴はこの製法が多いです。

そしてこの製法のメリットは、ソールを交換するときに真価を発揮します。靴はソールを変えれば新品のようになりますし、ソールを交換出来る限りいつまでも履き続けられます。

ただしアッパーがヘタると、ソールが交換できなくなってしまうので、アッパーを傷つけずにソールを交換する必要があります。アッパーに直接ソールを縫い付けたマッケイ製法では、ソールを交換する度にアッパーを傷つけてしまうことになるので、寿命が短いです。

しかし、グッドイヤーウェルテッド製法のようなウェルトを使う製法はアッパーとソールが直接繋がっていないので、ソール交換の時にアッパーが傷つかないのです。これこそがグッドイヤーウェルテッド製法の最強の長所なのです。

※マッケイ製法はオールソール2回が限度、グッドイヤーウェルテッドは4~5回が限度といわれています。永久に履けるという訳ではないので、誤解のなきよう。。。

私の持っているグッドイヤーウェルテッド製法の靴はこんな感じです。マッケイ製法に比べてドッシリというか、ボッテリしているのが分かります。

Good year_pic

セメンテッド製法

最後に、セメンテッド製法を紹介します。この製法で作られた靴をセメント靴と言いますが、1万円前後で買えるような靴は大体このセメント靴です。たまに高い靴でもセメント製法の場合がありますので、長く履きたい靴を買うときには注意が必要です。

sement

ご覧のようにアッパーとソールが接着剤で止めてあるだけのつくりです。

たまにフェイクで縫いのような施しがされている場合がありますが、注意が必要です。お店のように製法を聞いてみるのが一番でしょう。

たまに接着が剥がれて靴がパコパコなってる人を見ますが、これがセメント靴です。

私の持っているセメント靴はこんな感じ。セメント靴のデザインは自由自在で、どんな靴でも作れます。これはかなり細いですね。

sement_pic

さて、如何でしたでしょうか?

以上、靴の底について、製法を書いてきました。あまりに基本的な話で、インターネット上にあふれている情報なので靴マニアには物足りない記事かもしれませんが、大好きな靴の話が出来て自己満足です。好きなこと書くのは、やっぱ楽しいですね。今度はコバ(ソールのアッパーからはみ出ている部分)の話もしたいですが、需要ありますかね?様子見ながら書いていきます。笑

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