ファッションについて考える。シンガポールらしい時計Daniel Welington

少し前、高校時代の友人がシンガポールに遊びに来た時の事です。

その友人は言いました。

シンガポールの人って、モノトーンの人多いよね。

ちょっとだけ意味を考えてから、「はっ!!」と雷に打たれたような衝撃を受けました。

確かに自分もシンガポールに来てからというもの、服を着るときに、2色を組み合わせて遊ぶような事はしていません。もちろんモノトーンと言っても、青一色とか、緑一色とか、そんななんとかレンジャーみたいな格好という事では無いし、林家ペー・パー子みたいなのとも違います。白や黒や紺やグレーなどの無難な色をベースにして何か色を一色だけ入れるという意味です。

良く考えてみれば、日本にいたときはもう少しオシャレを意識して2色以上使っていたような。。。

シンガポールに来て、今、オシャレに対して手抜きしているという訳ではありません。TPOに合わせて、身だしなみをきちんとして、その中でも遊び心を入れるというのは教養が無いと出来ないことですし、楽しいことでもあります。でも何故か自分のファッションがシンガポールの色に染まってしまって着ているというか、そもそもシンガポールらしいファッションがあるという事に気が付いたのです。

派手な色は使わない。デザインは少しだけ変わっている。

なんとなく、これがシンガポールのファッションを表しているような気がします。ローカルの若い子がやっている洋服屋さんとかを見ても、白や黒を基調にして、カッティングが変わっているトップスを良く見ます。そしてシャツの色も皮に合いそうな無難なデニム色が多かったり。そうそう。革製品に合う色が多いように思います。

そこで、街を行く若者を観察して気づいたのが、Daniel Welington。この時計をしている若者を本当に良く見るし、それがシンガポールらしさな気がするのです。



ご存知、Daniel Welingtonは大きめのフェイスに薄めのボディ、華奢な線が特徴的な、時計です。高級時計のような雰囲気の割りに、値段もお手頃で買いやすい値段になっています。

この時計の特徴は、ベルトの交換で遊べるという事。大体にして一般的な時計はベルトの規格が決められているので、ベルトを交換するのは簡単だし、実際私も色々ベルトを変えて遊んでいます。だけど、違和感を出さずにベルトを交換するってなかなか難しいんですよね。はじめてパーマをかけたときの違和感のようなものがあります。

でも、どんなベルトにも合うデザインなのがDaniel Welingtonの時計です。このスタイルこそがシンガポールのファッションの基準なんではないかという気がするわけです。シンプルで、一見すると個性が無いが、良く見てみるとちょっと違う。そんなのがシンガポールのファッションの本流な気がします。

日本だったら、ストリート系の個性的なブランドの路面店や、なんでもブームという名の一大ムーヴメントにしてしまういわゆるギャル系のお店、もしくは普遍的な古着屋なんかがあり、同じ日本の同じ街に住んでいても、同じ雑誌を読んだりして同じコミュニティーに属していない限り、「誰が着るんだよ」って言う服は多く売っています。でも、案外それを着ている人はいて、そして結構似合っていたりするから驚きです。

シンガポールには一つのファッションの本流がありますが、もちろんその本流を行かない人もいます。ただし日本には本流がどれか分からない程の支流が流れており、外から見た時にそれが「多様性」という風に映っているのではないでしょうか?日本はあまりに大きいため、支流にいる人からしたらその人はそれが本流だと思っているのです。そして外から見た時に、それは実は支流で「多様性」というように映る。

話が本題から少しブレましたが、まとめましょう。要するにシンガポールでのファッションは大きな本流があり、それはベーシックな組み合わせに、色ではなく形で(もしくは素材感で)遊ぶというファッション。それを一言で言い表すと、モノトーン。でこれを具体的にいうとDaniel Welingtonの時計と言う事になるのではないでしょうか。



そろそろクリスマスのシーズンです。さて今年は、奥さん、じゃなくてサンタさんに何をねだろうかな。この記事は伏線ではないですよ。笑

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