ニュートンにはMRT改札を出てすぐのところに、有名なホーカーセンターがあります。ここは日本のガイドブックにも載っているし、駐在員もよく行く言わずと知れたホーカーセンターです。今回はここで一押しのプロウンミーを紹介します。
プロウンミーって?
プロウンミーとは、プロウン(エビ)のミー(麺)の事です。中国語では蝦麺です。そのまんまですね。中学校の英語の授業ではエビの事をシュリンプと習いましたが、イギリス英語ではプロウンです。まぁイギリスに行ってもシュリンプで通じますし、アメリカでもプロウンで通じるので、どっちでもいいんですが、シンガポールは大英帝国の植民地だった歴史がありますので一般的にはプロウンといいます。
60 Traditional Big Prown Noodle
ニュートンホーカーセンターにはいくつかのプロウンミー屋さんがありますが、ここが一番おいしいです。店の名前はよく分からないので、番号で覚えておくといいでしょう。60番です。
ドライとスープの2種類がある。
メニューは何種類かあるみたいですが、ドライとスープ、この2つでいいでしょう。長いこと通っていますが、この2つしか頼んだことないです。ドライは麺に味が付いているタイプで別にスープが付きます。(つけ麺みたいにディップするとかではなく、麺とスープです。)どちらが好きかは好みがあると思いますが、おススメはスープです。というのもスープが甘くておいしいので、これが麺によく合います。エビの出汁がふんだんに感じられるスープは、このプロウンミー独特の甘みがあり、これが一緒に入っている豚肉もよく合います。
エビのサイズを選べる
店員さんは大きいサイズをゴリ押ししてきますが、小さいサイズでも十分大きいので、私はよく小さいサイズをお勧めします。写真のサイズは6ドルのものです。8ドルものはこれに比べて一回り大きいです。観光客の方や、めったに来られない方はたった2ドルなので、8ドルのものをお勧めします。それにここのエビは新鮮なんです。シンガポールではあまり新鮮でないエビを使ってるところも多く、(お腹を壊したことはないですが)エビが生臭いことが良くあります。ですが、ここのエビはとても新鮮でプリップリなので、結構食べごたえがあります。おそらくスープが透き通っていてシンプルなので、エビはちゃんとしないと隠せないんでしょう。
麺の種類も選べる
オーダーすると麺はどれがいいかと聞かれます。私は黄色いのと白い細いのをミックスした組み合わせが好きですが、きし麺みたいな細いのもおいしいです。日本では2つの麺をミックスする習慣がないですが、シンガポールではよく麺をミックスします。有名なホッケンミーなども大体、小麦に卵が練りこんである麺と、米ベースの麺をミックスしています。最初は違和感ありましたが、慣れるとミックスもいいものですよ。
さて、如何でしたでしょうか?私もこのホーカーはよく行きますし、実際、このプロウンミーには行き過ぎて、おじちゃんともおばちゃんとも知り合いになっています。笑
飲んだ後にラーメンを食べる変な習慣のある日本人にとって、シンガポールではあまりラーメンを(高すぎて)気軽に食べれないですから、このリーズナブルでさっぱりなテイストのラーメンは有り難いです。