とあるカフェで読書をする物語 artistry アラブストリート

どうもシンガポール在住カフェ評論家Hugoです。

趣味は読書、愛読書は池上夏樹のスティルライフです。

http://hugonoblog.com/book/stilllife

カフェをレビューする時にどんな視点でレビューを書くかという事は、あまり意識しないと分からないかもしれませんが、レビューを書く人によって書き方に特徴があります。あるブロガーさんは、小さい子供が迷惑をかけるんじゃないかという視点で書くし、またあるブロガーさんは、子供が楽しく遊べるような環境かどうかという視点で書きます。また、あるブロガーさんはオシャレな雰囲気を重視して書くし、あるブロガーさんは、料理の味を重視して書きます。

さて、私はというと、、、、

ストーリー重視で書きます。

さて、文学的レビュー行ってみましょう。

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Artistry Cafe

Address : 17 Jalan Pinang, 199149
Tell : 6298 2420

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物語の始まり(入口)

本を読むことを前提にカフェに入る場合、その入口はとても大事になってくる。もしも入口のドアが重厚で堅く閉まっていたら、そのカフェでの読書は外の世界を遮断してより濃くて深いものにするかもしれない。もしも入口のドアが風が吹くたびにパコパコと開閉するような頼りないものであれば、その読書は日常の延長線上にあるものになるのかもしれない。もしも入口にはドアがなく、通行人が目の前を行き来するような場所であれば、その読書には他人が入ってくる隙があるのかもしれない。

その日artistryのドアは大きく開かれていて、まるで何かを始めなさいと言わんばかりの表情をしていた。

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大きな絵の目の前の席

店に入るとすぐ、大きな絵の前の席に案内された。それは何を描いたのか(というか何かの意志を持って描かれているのかすら)全く分からない絵だったが、とにかく大きな絵だった。

私の立場からすると、これからこの絵の前で本を読むことになる。そして絵の立場からすると、私が目の前で本を読んでいるのをじっと眺めていることになる。大事なことは、そこに絵があって、これから私はそこで本を読むことになるという事だ。

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本を読むときの空間は本当に大事だと思う。佐藤優のように、いつも同じ場所に座って、いつも同じ態勢でメモを取りながら速読(そして熟読)する人もいれば、私のように本を読む場所を探し求めて、読みたい場所で適当に本を読む人もいたっていいと思う。大事なことは本から何を受け取るかであって、少しでも刺激的で創造的なものを受け取れたらいいと思う。

私はこの席が気に入った。

一杯のコーヒー

カフェで本を読むときの最初の儀式。それはコーヒーを頼むこと。本を読みにカフェに入ったのに、最初に読むのは通常はメニューだ。

コーヒーはカプチーノでも、ラテでも、ロングブラックでも、なんでも良かったのだけれど、いつも95%位の確率でロングブラックを頼む。この日もロングブラックを頼んだ。

メニューを見たらLibertyの豆を使っていた。

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コーヒーが来たら本を読み始める。それがたまたま面白い本だったら、終わるまでカフェにいればいいし、面白くなかったらすぐにカフェを出ればいい。今回、何の本を読んだかについて、ここには書かない。私は半分まで読んで、カフェを出ることにした。

家に閉じこもってメモを取りながらの読書もいいけれど、やっぱり私は外で読む本が好きだ。

本の世界と店の雰囲気

本を読み始める前まで日常だったカフェの雰囲気が、本を読み始めることで、いつの間にか非日常になっていく。そのうちにどんどんと本の世界とカフェの世界が溶け合っていく。非日常な世界では時間の流れがゆっくりしている。カフェで本を読むと一日が長く感じるのはそういう訳だ。

一日は長い方がいい。時間だけが全員に平等に与えられているものという考え方は正しいけれど、その同じ時間をどのように感じるか、どのように有効に使うかで平等は同等では無くなる。カフェで本を読むことは、賢い選択肢だと思う。

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以上、文学的カフェレビューでした。

どこか目的があってお店を探している場合、このようなレビューは全く役に立たないけれども、この記事は、お店探しにつかれた駐妻さんの心を休めるために書かれています。

それではみなさま、良い週末を。

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