どうせ、知ってるシンガポール人なんて、故・リークアンユー(建国の父)と、リーシェンロン(現首相)と、ジョセフスクーリング(前回のリオオリンピック金メダリストの水泳選手)あとは会社のナショナルスタッフ達位だし、こんだけ写真あってもどうせわかんねーよ。なんてぼーっと写真を眺めておりました。
ある夜の事。場所はバレスチアロードの肉骨茶(バクテー)屋さん。壁にはたくさんの有名人らしき人達の写真が並べられております。
何気なーく眺めていたら、、、
あーーーーー!!!!!!
知ってる顔がある!!!!!
この人たちは日本の芸能人の方じゃないですか?
そこには、藤木直人さんと中野美奈子さんの姿が。何気なーく食べていた肉骨茶(バクテー)が一瞬にして価値あるものに感じてしまいました。芸能人パワーおそるべし。
ということで、今日は藤木直人さんと中野美奈子さんも訪れた(事がある)バクテー屋さん。ファウンダー(Founder)を紹介します。
Founder Bak Kut Teh @ Balestier
住所: 347 Balestier Road, New Orchid, 329777
電話: 6352 6192
お料理について
さてさて今回はいきなりお料理です。芸能人が来たという事はさぞかし美味しいのでしょう。なんて単純に考えてしまいますが、所詮はバクテー。そこまで味が変わる訳ではありませんが、頼んだものを写真とともに紹介していきます。
写真にこだわる(否、こだわり始めた)当ブログですが、今回はなぜか手元が狂いまくり、ピンぼけの写真でお送りします。
まずは王道の肉骨茶(バクテー)。スペアリブです。この骨付き肉を見ると、実際は食べるところがそんなにないのですが、なんとなくワンピースのルフィを思い出します。
海賊王に、俺はなる!!
なんて、昔はガチで思ってました。そんな事を思い出しながらのバクテーです。
次はバクテーはバクテーでも、モツのタイプ。最近これにはまっています。
そのグロテスクな見た目から最初は敬遠していたのですが、最近ではこれを頼むことが多いです。なんとなくスペアリブよりヘルシーな気がするし、全く臭くなく、むしろ美味しいです。レバーなども入っているので、健康には良いはず。モツが嫌いじゃない人は是非一度頼んでみて下さい。スープはバクテーと同じなので、同様にスープはお替り自由です。
そしてこれ。シーウィードスープ。ノリのスープですね。
この店によく来る友人が、これはゴリ押しだという事で頼んでみたら、その理由が分かりました。なんだか日本人っぽい。のりがたくさんスープに浸してあって、贅沢な味です。唐辛子を全部取っ払って、ゴマ油をチョロッと垂らして、白ごまを振ったら、もっと日本人に合う味付けになったのに。ちょっと惜しいですが、十分に合格点。
そして最後は、バクテーと言ったら、、、のソルテッドベジ。トロトロしていて美味しい野菜です。ソルテッドベジって日本にはない味(そして感触)だから、グルメエッセイを書く文豪たちだったらどう表現するか気になります。開高健だったら、丸谷才一だったら、池波正太郎だったら、、、気になります。
雰囲気について
看板はタイガービールカラーです。なんだかホーカーみたいになってしまうので、なんでこんな配色だろうと思いますが、それも一つのセンスなのでしょう。
今回は日が落ちるちょっと前に行ったので、すんなりと入れましたが、夕食時19時以降は結構並ぶようです。実際に、食べ終わって外に出たら並んでいる人達が結構たくさんいました。ちょっとも並びたくない!!という人なら、少し時間を外していったほうが良いでしょう。
そして、中はこんな感じ。外から想像していたのと違い、なかなかキレイです。というか清潔です。大きな円卓がいくつかあり、パーティーをしている人達もいました。ここファウンダーの魅力は、バクテーそのものの味というよりも、サイドの豊富さにあると思います。今回はシーウィードスープとソルテッドベジを頼みましたが、他にもおいしそうな単品がたくさんあり、どれも頼みたくなってしまいました。人数が多くて円卓だったら楽しそうだなと思いつつ、そこに人気の秘密を見た気がしました。
という事で、今回の結論は、
ファウンダーに行くなら大人数がおススメ。サイドメニューも試してみてね。
といったところでしょうか、それではみなさん、ごきげんよう。