Cassia シンガポールらしくないリゾートCapellaホテルで高級中華

シンガポールに住んでいると、ホテルでランチというのが結構日常的にあるのですが、だんだんと舌が肥えてきて、高級ランチに対しても美味しいお料理、美味しくないお料理というのがだんだん分かってきます。

今回のランチは、友人夫婦に誘われて行ってきました。どうやら友人夫婦はよくここに来ているらしく、美味しいのは既にお墨付き。最初から美味しいと分かっているお店なので、期待していってきました。今回はその様子をレポートします。

Cassia  

住所: 1 The Knolls, Sentosa Island, 098297
電話: 6591 5045

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お店とその雰囲気について

今回紹介する中華料理屋さんCassiaは、シンガポール屈指の高級ホテルカペラホテルの中にあります。このホテルはセントーサ島の中にあるので、タクシーで行くには入島税がかかります。わざわざそんな所まで行くのか、と思うかもしれませんが、美味しい中華料理が待っているとなれば、そんな事言ってられません。


門構えはさすが。ラッフルズホテルをもっとビーチ寄りに移動させて、1時間程潮風にあてると、こうなるという感じ。海から吹く風と白いコロニアル調の装飾がマッチします。

そんなカペラホテルの中にCassiaはあります。お店の中に入ると、雰囲気のよい廊下が続き、レストランにつながります。この時点で潮風とは別の世界に移動して行きます。

店内はホテルの外観とは打って変わって、モダンでエレガントにまとめられています。同じ形のテーブルが並んでないのが好印象で、チェアも様々。インテリアに気を使っているのが分かります。装飾もパッと見た感じ中華らしくなく、それでいてなんとなく中華を思わせるような洒落た作りです。

外には太陽と海(見えないけど)が広がりますが、この一室は別世界。この空間がシンガポールのシティの喧騒の中にあったら日常の続きになるかもしれないけれど、一度リゾートという舞台に降りて、そこから入るので、一段と別世界観が増していきます。その分、お料理への期待も高まります。

お料理について

まずは飲み物を頼みました。この日は朝、ガッツリと走ったので、お酒を飲んだらイチコロの自信あり。鉄観音かプーアルか忘れましたが、とにかく中国茶を頼んでシェアしました。出てくる鉄瓶もいちいちオシャレです。

まずは前菜のトマト。これは特に頼んでいませんが、勝手に出てきます。常連の友人によると毎回このトマトが出るとの事で、鉄板メニューのようです。さっぱりしてて、ひんやりしてて、美味しかったです。ミニトマトを一個だけ食べたことによって、どんどんと食欲が増してきます。きっと、そういう効果があるのでしょう。

最初はディムサムから。クリスタルなんとかという高級な中華料理屋さんには必ずあるダンプリンです。ここのレストランのはキノコがたくさん入っていて、美味しかったです。そとはプリプリしていて、中はしっとりしていて、それでいてたまにサクサクしていて。なんとも言えない感覚です。私、この料理の存在を日本を出るまで知らなかったのですが、いまや、これをメニューに見るなり毎回頼んでます。その中でもCassiaのはかなり美味しかったです。

そしてヤムのコロッケ。そとは衣がサクサク。そして中はヤムの甘くてちょっとショッパイマッシュが入ってます。油が嫌じゃなく、いくつでも食べられそうでした。

お次は揚げ出し豆腐。上にちょこんとトリュフが乗っています。さらにその上にはクコの実。イッツァ、モダンチャイニーズクイージン。オーセンティックなソースにトリュフが入る事でソフィスティケイトされたお料理に昇華します。(片仮名の多様は今読んでいる村上春樹の小説による影響です。ルー大柴ではございません。ご勘弁を。笑)

スープについて

今回はスープを色々頼みました。そしてみんなでシェアすると思いきや、一匙ずつの味見の後、一人一つ。当たり外れが激しそうなのを(意図的に)頼んでしまったために、じゃんけんで勝敗をつけました。

まずはこちら。もっともはずれのスープです。なかに丸々とリンゴが入っています。複雑すぎて、ジョルジュ・ブラックのキュビズムの絵画のようなスープ。ある一片を切り取ったら様になるけれども、その断片をまとめると歪なスープ。不思議なスープです。

そして酸辣湯。しつこくなく、これはかなりいけました。安定しているけれども飛び抜けてはいない、いつもの酸辣湯です。

そして最後がこれ。自分のところに回ってきたのがこれだったのですが、何のスープかさっぱり忘れてしまいました。六月の雨の日のハイキングで、ようやくテントを張った後にバーナーで温めて飲むような優しいスープです。(村上春樹の影響で今回は比喩表現が多めになっております。)

北京ダックについて

さて、最後にこれを書いておきましょう。今回のメインは北京ダック。今までシンガポール内の少なくない場所で北京ダックを食べてきましたが、今回は高級中華屋さんの北京ダック。どんなダックが食べられるのか、楽しみです。

運ばれてきたときは、こんな感じです。ダックには申し訳ないですが、ぐったりしています。

これを目の前で、白服のコックさんでなく、スーツのお兄さんが、切ってくれます。高級感出てますねぇ。スーツの方が北京ダックを切ってくれるシーンは、とても絵になります。

さらに、これを隣のお姉さんが巻いて出してくれるのです。まさに至れり尽くせり。自分で「キュウリどんだけ入れようかな。」とか「今回は白髪葱いれるのやめておこう。」とか考える必要がなく、出されたものを食べる。まさに高級です。

ただ、残念だったのが、これに終始してしまった事。最初の、皮だけを砂糖をつけて食べるのが無かったのです。私はあの舌の上でとろけるような感覚が好きで、それを待っていたのですが、それは妄想に終わってしまいました。

余った身の部分は最後はチャーハンにして頂きました。

この時、アツい議論に発展した話題があります。

北京ダックの、残りの身の部分はどこに行ってしまったのだろう。

北京ダックを頼むと、皮の部分は最初に食べて、残りをチャーハンもしくは麺にして出してくれますが、絶対に量が合わないのです。チャーハンの具として入ってくる量なんて知れているもの。ダック一匹分の肉はもっとあるはずなのです。結局この議論の結論は出ずじまい。

消えた肉の行方を知っている方がおりましたら、「お問い合わせ」のページからメールで教えて下さい。もしくはこのページにコメントで残してください。よろしくお願いします。

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