Sungei Road Laksaいつも行列の出来てるラクサ大人気店でその秘密を考察

今年になって、レストランレビューに関する決意を新たにしてからと言うもの、毎週Makan Sutraで目星を付けては、安くて美味しそうなお店を探しております。

そういったお店は、決してアクセスの良い場所にあるとは言えないため、週末になる度に時間を見つけてシンガポール中を彷徨っております。これもこれで楽しいなと思い始めてきたところであります。

では早速行ってみましょう。今回は、ラクサです。

Sungei Road Laksa

住所: Blk 27 Jalan Berseh #01-100, 200027

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お店について

今回紹介するSungei Laksaは、あるホーカーセンターの一角にあります。ここはMRTではアクセスしづらいのですが、周りに車がいっぱい止まっていたので、車で来る人も多いのでしょう。

Google mapでいうとこの辺です。多分、行ったことがない人がほとんどだと思います。事実、周辺で日本人は見かけませんでした。

お店が入っているのは、ごく普通のホーカーセンター。HDBの下に併設されている、よくあるアレです。

ですが、このSungei road laksa、ホーカーセンターの一角と言えど、このお店だけ、行列用のレーンが設けられていて、ただならぬ雰囲気が漂っていました。逆に他のお店はお客が全く入っておらず空いていたので、「飲食業の世界は無情だな。」とか、いらぬ心配をしてしまいました。

お味について

この日、訪れたのは土曜日の13時30分頃。混んでいるのは知っていたけれども、そろそろ空いているといいななんて思いながら訪れました。そんな楽天的な予想が当たるはずもなく、30人ほど並んでいます。

ラクサは通常、(麺は既に茹でてあるため)麺が入ったボウルにスープを入れるだけの簡単料理ですが、Sungei Laksaは違います。スープをボウルに入れて、スープだけまた鍋に戻して、を5回くらい繰り返してから完成するので、回転率が著しく悪い。全然列が進みません。

結構並んでいるけれども、所詮はラクサ。待っても5分くらいかなと見積もっていましたが、結局、食にあり着くまでに30分かかりました。持ち帰りで5~6個買っていく人や、家族分のラクサを買って席まで持っていくお父さんもいたので、1人1分の計算です。

そして、これが、よだれを垂らしながら30分も待ち続け、ようやく出てきたラクサです。

味は、普通でした。

まぁ美味しい事には美味しいですが、ラクサ自体が美味しいですから、30分待ったのを考えると、「うーん、それほど唸るような味でもないかな。」というくらいの無難なラクサです。

では何故人気があるのか?ここまで人気になってしまうのか?その人気の秘密を探っていきましょう。

人気の秘密を探る

今回はいつもとはちょっと違う趣旨で、飲食業で勝つための条件を、Sungei road laksaから勉強していきたいと思います。

秘密1・時間をかける事

並んでいる間、ずいぶんと時間があったので、厨房の様子を観察していました。スープは炭火でじっくりと温められています。最初、「なんか焚火の匂いがするな。」くらいに思っていたのですが、気づいたらその匂いはスープの下の火元からでした。

炭火で温めているだけでも時間がかかるというのに、さらに、お椀にスープをよそっては、またスープだけを戻し、と何度も何度も繰り返します。相当に時間がかかります。

この、一見無駄に見える作業により行列ができ、繁盛しているように見えるのです。

さて、ひとつのラクサに手間をかける事。

でも、もしその手間が味に影響していなかったらどうでしょう?

関係ありません。

時間をかけるという事が大事で、その「丁寧さ」がお客さんに伝わる事が大事なのです。

秘密2・スプーンで食べると言う特殊性

さらにこのSungei road laksa、意外なところにもこだわりを見せてきます。それはスープ。看板を見ると分かるのですが、箸は出さないよと明言しています。レンゲですくって食べろというのです。

もともとラクサとはレンゲで食べるもの。そのトラディショナルな方法を踏襲しているのでしょう。こんなところでもお客さんに迎合することなく、こだわりを見せてくるのです。私は結構冷めた目で見ていたので、このレンゲで麺を食べるという作業はものすごく食べづらく、箸を使って食べたかったです。ですがこんなこだわりこそが、お客さんを惹きつける一つの要素であることは間違いありません。

秘密3・長続きする店の味はさっぱりが基本

味において差別化されたラクサを作ろうと思った場合、こってりにするかさっぱりにするか。そこは大きな選択肢です。爆発的に大流行して人気が出るのはこってりですが、長くお客さんを惹きつけ、繁盛し続けるのはさっぱりなのです。

スープのベースであるココナッツミルクを少なくし、後味をサッパリさせているのも、このように長く流行し続ける大きな要因でしょう。これが、ココナッツミルクを逆に増やし、濃い味にする方に向いていたら、一発屋のように終わっているでしょう。

今回は、「美味しー!!」とか「このお店好き―!!」とか言った感情から少し距離を置いて、流行の秘密を考察してみましたが、如何でしたでしょうか?シンガポールにおいて、ランチ代が結構かかっている奥様方、話題性もあって、まぁそれなりに美味しいラクサ。そんな事に時間を割く日があってもいいかもしれません。

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