西表島で体験した最高のツアー ピナイサーラの滝を骨の髄まで味わい尽くす丸1日コース

八重山諸島についてほぼ1カ月書き続けていますが、残すところあと3回となりました。残りは西表島、波照間島、そして石垣島です。

今回紹介するのは、西表島についてです。イリオモテヤマネコで有名な、西表島。ほとんどの人が西表島=イリオモテヤマネコで、それ以外を知らないと思うので、今回はそんな人にも読んで頂けたら面白いかと思います。実はこの島、アクティビティーの聖地(と自分で勝手に思っている)になっているんです。トレッキングをして森で遊んだり、カヌーやキャニオニングなどをして川で遊んだり、さらにはスキューバダイビングなどの海遊びまで、色々な遊びが出来るんです。西表島には、もちろん宿泊することもできるし、長く宿泊したほうがいろいろ遊べるのですが、今回私たちは日帰りで行ってきましたので、その経験を紹介します。

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西表島のツアーについて

先ほど書いた通りに、西表島では色々な遊びをする事が出来ます。個人で遊ぶのは難しいので、色々なツアーが用意されていて、トレッキング、カヌー、キャニオニング、スキューバダイビングなど色々あります。

色々なツアーが用意されており、選ぶ時に迷ってしまいます。実際に現地では色々なツアーに参加されている人達と出会いましたが、私たちが参加している空風が(他の人たちが可愛そうになるほど)素晴らしく、面白かったので、ここに紹介します。

この空風は、たまたまインターネットで見つけたツアーだったのですが、とにかくネットでの評判がよく、とても気になったというのが、第一印象です。気になってホームページを見てみると、ガイドがツアー中の写真を取ってくれ、データを全部あげますと書かれていました。これはとても魅力的です。さらにツアーの紹介では平川さんのやさしい人となりが前面にでており、もう、ここ以外のツアー会社だったら行きたくないほどになってしまいました。これらが、空風のツアーを申し込む事に決めた理由です。

ツアーの種類自体はたくさん用意されていますが、基本的に平川さんが1人でやっているツアーなので、1番乗りの人が、(電話予約で)この日にこのツアーをお願いします。と頼んだら、その日はそのツアーに決まってしまいます。また、西表島の決まりで、1人のガイドが連れていける人数が決まっているようで(確か7人か8人)、満員になるまで予約が可能というシステムです。

今回、その中でも私たちは、カヌー+トレッキング+滝つぼで泳ぐという贅沢な「ピナイサーラの滝ツアーに行って参りました。」

ピナイサーラの滝ツアー

ここでは、日帰りでツアーに参加する時の感じを紹介します。私が参加した時の情報ですので、あくまで参考に。実際の指示は、平川さんの指示に従ってくださいませ。

*今回の写真はあえて量を少なめにして、紹介程度にとどめてあります。実際に行かれた際には、その目で大自然を見て、実際に感動を味わってきてください。

指定されたフェリーで西表島へ

まずは自力で西表島に移動します。私は竹富島に宿泊していたので、まずは竹富島から石垣島へ移動、そして石垣島から西表島に移動します。

天気が心配でしたが、フェリーターミナルで快晴の空を見た時には、テンションが一気にあがりました。

移動・準備

西表島に着くと、平川さんが待っていてくれます。石垣港からの渡航時間は約1時間。トイレ休憩を済ませてすぐに車で移動します。そのためフェリーに乗る前から準備万端にしておく必要があります。

車で移動した後、カヌーが置かれている川の入口前で、靴を履き替えたり、貸してもらえる防水バッグに荷物を入れた後、丁寧にオールの漕ぎ方を教えてもらえます。もう今すぐにでもカヌーに乗りたいのですが、ここは我慢です。

カヌーに乗って大自然を感じる

言われたとおりについて行くと、あれよあれよという間に、カヌー上の人となります。フェリーが到着してから川の上に出るまで、およそ1時間。おそろしく効率的な進行です。これぞまさにジャパンクオリティー。東南アジアの場合、こんな時間ではまだ、フェリーターミナルの中から出ていない事でしょう。

川の景色はと言うと、もう「壮大」の一言。空が近くて、川と空に挟まれてしまいそうです。誰かが世界を横に引っ張って、その中に挟まれてしまっているような不思議な感覚。

見渡す限りのマングローブにも見とれてしまいます。

トレッキングで頂上へ

そうこうしているうちに、40分程度でジャングルに着きます。ここからはカヌーを降りて、ジャングルの道なき道(実際には先人たちが通った跡があるハイキングコース。)を行きます。もともと西表島は炭鉱で発展した歴史があるらしく、その炭鉱時代の通り道が現在のトレッキングコースになっているとか。石油社会の現在の感覚からすると、元炭鉱といえば過去の繁栄をイメージしますが、ここではその軌跡が現在の主な産業に直結しているので、なんともエコな循環です。

ちなみにこれは、板根(ばんこん)という、まな板のような根っこを持ったサキシマスオウノキです。サキシマとは、当然ここ八重山諸島と宮古諸島の総称である先島の事です。

頂上が近づいてくるに従って、雰囲気も匂いも変わってきます。ジャングル全体を感じながら歩くのはとても楽しいです。

頂上に到着・手作りの八重山蕎麦

かなり険しい道のりなのではないかと覚悟していたのですが、(歩き始めて40分ほどで)あっという間に頂上に着きました。ジャングルの中で木に閉じ込められていたのが、一気に解放されます。ここからの景色は絶景。川と、滝と、森と、滝つぼと、海と、自然という自然が全てここから見えるような、贅沢な瞬間。一対しかない目でこんなにたくさんのものが一気に見えるとは思ってもいなかったので、こんな場所があるなんて事に、正直驚きました。

とはいえ、ここは天然自然の崖っぷち。近寄りたいだけ近寄れます。足を投げ出して写真をパチリ。落ちたら確実に死んでしまう高さなので、正直ちょっとだけ怖かったです。

と、ここで先ほどまでガイドだった平川さんが、蕎麦屋の親父に変身します。バーナーやら(自家製)スープやら、(自家製)ソーキなどを取りだし、これは、かなり本格的な八重山蕎麦。こんなものをこんな場所で食べられるなんて事に感動しつつ、しばし、お食事タイムです。一緒にツアーに参加していた人達とも仲良くなり、笑いが絶えません。

お昼を食べた後は、沢でゆっくりします。さすがに滝が流れ落ちる近くでは泳げませんが、30mくらい上流方向では、頭まで浸かってがっつり泳ぐことも出来ます。冷たい川の水はトレッキングで流した汗を落とすのに最高でした。

もしくはこんなところで、本でも読みながら、コーヒーでも飲みながら、一日を過ごしてみたいです。

再びトレッキングで滝つぼへ

さて、お腹を満たして、少し落ち着いた後は、滝つぼまでの道を再度トレッキングです。今度のトレッキングは1時間と、先ほどよりも少し長い距離になりますが、もう完全に打ち解けてしまったツアー仲間と、楽しいトレッキングです。

途中、平川さんが昆虫を捕まえて一緒に写真を取ってくれたり、植物の説明をしてくれたり、楽しく歩けて、気が付けばあっという間に滝つぼ。先ほど上から眺めていた滝を今度はしたから眺める格好になります。ピナイサーラの滝を味わい尽くす、まさにピナイサーラの滝ツアーです。

ここでも、水の中に入り、滝の真下まで行く事が出来ます。トレッキングと川遊びの両方が出来るこの靴、それにしても万能すぎます。靴好きの私としては、1足欲しくなってしまいました。これをシティーで履いたら、結構オシャレかもしれません。

真下から見上げると、(それが何かは分かりませんが)マイナスイオンがビシビシと降り注いできます。(もしくは、そんな感じがします。)体でもピナイサーラの滝を感じ、余すことなく滝を味わい尽くします。

カヌーで出発地点まで

散々楽しませてくれたピナイサーラの滝に別れを告げると、またカヌーの時間がやってきます。これでまたスタート地点まで戻っていきます。この最後のカヌーの時間は、忙しかったツアーとは対照的です。一日のツアーのまとめと、次回また来る事になるであろう余韻を残しながら、ゆっくりと時が流れていきます。朝上ってきた川とまるで違う川のように感じました。

それもそのはず、実際に朝上ってきた川とは違う表情を見せていたのです。それは潮位。この時期は大潮のため、潮の満ち引きが大変に大きく、ちがう種類のマングローブたちが見えていたのです。朝は満ちていたため、川の中に埋もれていた植物も、この時間には姿を表していたという事です。

とても神秘的なマングローブ。もう少し見ていたいですが、もう終わりの時間です。

フェリーターミナルまでお見送り

ツアー後はフェリーターミナルまで送ってもらえます。まさに至れり尽くせり。最後に送ってもらった後は、フェリーが来るまで自由時間となります。30分程度の時間があったので、フェリーターミナル辺りをぶらぶらすると、なんとフルーツの直売所が。ここで売っていたピーチパイン(確か100円位)が最高でした。ピーチという名に恥じないほどの甘さで、もはやパイナップルとは別もののフルーツで、これは感動的な甘さでした。

フェリーが到着したら、楽しかった西表島とも、これで本当にお別れです。

まとめ

最初に書いたとおり、期待値を最大限にあげてから臨んだツアーだったのですが、その期待値をはるかに上回る感動と、素敵な思い出が得られました。きっと西表島の大自然とその面白さを、平川さんの人柄でうまく伝えているのだと思います。聞いた話によると、何十回(25回?!)も、参加されているリピーターさんがおられるとか。私が同じだけ行けるかは分かりませんが、何回もリピートしたいというその魅力は1回参加しただけでもビシビシと伝わってきました。

また機会を設けて、今度は泊まりで行ってみたいと思います。みなさまも、素敵な思い出作りに、是非お勧めのツアーです。

西表島に宿泊することで体験できること

私たちは宿泊できなかったのですが、もし宿泊していたらもっとたくさんの事が出来るし、素敵なものも見れます。最後に、西表島に宿泊出来たらやってみたかったことを書いておきます。

サガリバナを見に行く

AM4時スタートのこのツアー。6月後半から7月末までととても限られた時期にしか開催されていないのですが、聞いた話によると、とても幻想的だそうです。私はたまたま7月上旬という、サガリバナシーズン真っ盛りの時に行ったので、落ちている花を見ることができたのですが、その残骸からも幻想的な様子が想像できました。

写真は、著作権フリーの石垣島なんでも図鑑さんから拝借

近くに光がない場所で見る星空

人がたくさんいる石垣島ではもちろんの事、石垣島に近い竹富島でも、そこまで星空は見えません。しかし、西表島まで行くと、まわりに明るい島がほとんどないので、星空がすごいそうです。この星空を一度見てみたかったのですが、残念ながら今回は宿泊のチャンスがなく、見ることが出来ませんでした。次回は是非、宿泊で行きたいと思います。

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